家族のみで行う少人数のレストランウェディングとは、美味しい料理を囲みながらアットホームな雰囲気で過ごす食事会スタイルの結婚式です。近年、形式張った大規模な披露宴よりも、ゲスト一人ひとりとの会話を大切にしたいと考えるカップルから支持を集めています。
最大の魅力は、新郎新婦自身もリラックスしてゲストとゆったりとした時間を共有できる点です。また、レストランならではの質の高いおもてなし料理で感謝の気持ちを伝えられるのも大きなメリットと言えます。「自分たちらしい、温かな結婚式」を叶えたい方にぴったりのスタイルです。
家族のみの少人数ウェディングが増加している背景には、社会情勢や価値観の大きな変化が関係しています。新型コロナウイルスの流行を機に、大人数を集めることへの意識が変化し、「本当に大切な家族や親族だけで、心置きなく特別な時間を過ごしたい」という本質的なつながりを重視するカップルが増加しました。
また、職場の上司などを義理で招くといった従来の慣習が薄れ、人間関係の気遣いを減らしたいという心理も影響しています。さらに、結婚式の規模や見栄えよりも、「本当に美味しい料理で両家をもてなしたい」「浮いた費用を新生活やハネムーンに充てたい」といった、より現実的で合理的な予算配分を好む現代ならではの価値観も、少人数化を強く後押ししています。
家族のみのレストランウェディングには、主に「挙式+食事会」と「食事会のみ」の2つのパターンがあります。
挙式を行う場合は、お支度後にチャペルや宴内人前式で誓いを立て、その後に食事会へと進む流れが一般的です。一方、食事会のみのパターンはよりカジュアルな進行となり、所要時間は約2時間程度が目安となります。少人数であればプロの司会者を立てず、新郎新婦自らが進行役を務めることも可能です。衣装についても、ウェディングドレスから少しカジュアルなワンピースやスーツまで、希望の雰囲気に合わせて自由に選べます。
少人数のアットホームな食事会でも、適度な演出を取り入れることで場にメリハリが生まれます。おすすめは以下の5つです。
大げさになりすぎず、その場に自然に馴染むプログラムを取り入れるのがポイントです。
家族のみ(10〜20名規模)で行う場合の費用相場は、約50万〜150万円が目安です。選ぶ料理のグレードや衣装などのオプションによって金額は変動します。会場選びの際は、人数に合った広さの個室があるか、料理のクオリティ、遠方からのアクセスなどをしっかりチェックしましょう。
家族のみのレストランウェディングは、「ふたりらしさ」とゲストとの絆を大切にできる温かいスタイルです。時代に合った合理性と、おもてなしの心を両立できる選択肢として、少しでも気になったら、まずは気になる会場の見学や、ウェディングプランナーへの相談から始めてみましょう。